【新型SLATE?】SLATEオーナーが見るSLATEからTOPSTONE LEFTYへの進化。
ついに発表されてしまいました、新型SLATEことTOPSOTNE LEFTY。
一部情報筋によると、コロナの影響でかなりローンチが遅れたみたいですね。
TOPSTONE LEFTYは、SLATEの弱点のいくつかが改善されています。
もちろんそのいくつかはTOPSTONEの特徴な訳で、わざわざ触れるほどでもないかも。
(とりあえずボクのSLATE。いいバイクなんすよこれ。)
それでも個人的に嬉しい改善ポイントはいくつか。たとえば、
1. 最大タイヤ幅(クリアランス)が650B×42C → 700C×42C or 650B×48C
2. フォークコラム径がΦ1.5 inch → Φ1-1/8 inch(OS)
3. フォーククラウンがシングルクラウン
4. トップチューブ、ダウンチューブへのダボ穴が追加
などが挙げられます。
1. に関しては、かなりタイヤの選択肢が増えた点で評価できます。
SLATEはWTB HORIZON(47C)がギリギリ入るか入らないかくらい。
(※ワイドリムに変えてると多分入りません。入っても擦れるようです。)
650B×42Cで最適化されているため、WTB RESOLUTEかPanaracer GRAVELKINGを選ぶオーナーがほとんどでした。
コースに合わせてタイヤ幅、およびホイールサイズを選択できることで、走れる地形も増えましたし、
700Cで32C程度のスリックタイヤを履かせて、ツーリングバイク化してもかなり快適でしょう。
650B×48C 入るのはマジで夢が広がります。
2.、3.は、フォークの固定方式がシングルクラウンになったことでアヘッドになったことによる利点です。
従来はΦ1.5inch(ワンポイントファイブ)の管にフォーククラウンとステムを固定していました。
そのためステムもワンポイントファイブ専用となり、実質cannondale純正かTHOMSONから選ぶしかありませんでした。
長さもかなり限定されていたため、好きなステムが使えることでポジションの自由度は大幅に改善されました!まじめでたい!
ちなみに、SLATEはサスのPBRロックアウトボタンが上部クラウンにある影響で、70mm以下のステムをつけることはできません。
そして75mmのTHOMSONを付けるとこんな感じになります。↓
このギリギリ感がたまんねぇ〜〜〜?!!!??!?
また、上部クラウンが無くなったことでスタックハイトかなり下げられるようになったので、グラベルレースにも良いかも(そこまで下げるかな?)
ぶっちゃけダブルクラウンの方がかっこいいですけど、専用の消耗品を使わなくていいなども含めて、シングルクラウンの利点は多いです。
4. は、完全にツーリングでの武器になります。
ボクもSLATEで北海道一周してきましたが、ダウンチューブはバンドでマウントをつけてました。
ツーリングではダウンチューブ下に収納できるかでかなり積載量が変わります。
ここにボトルが入れられれば、フレームバッグも大きくできますしね!
一方でトップチューブのダボ穴はあんまりいらないかな…
ここにバッグつけてると、跨いだときに邪魔になっちゃいますよねぇ。
走行性能の面でも、リアバックが30mmストロークすることによりグラベルの走破性が高くなっているなど、かなり期待値高めです。
いつかのダウンヒルで命を救ってくれるかもしれませんし?笑
性能的にはninerのフルサスグラベルバイクと迷いどころかもしれませんが、
サスの軽さでいくとLEFTYに軍配が上がりますね。
LEFTY OCHOベースなので、おそらく1kg程度のはず。
個人的には700Cにスリックタイヤで爆速グラベルツーリングバイクとして組みたい。
最速でオーダー入れたお店にはもう入荷してるようです。
これをさくっとオーダーする思い切りの良さに拍手!
SLATEも含め、こういった先鋭的なバイクはたまーに出てきますが、
買われないと出てこなくなってしまうのが自然な流れなわけで。
先鋭的なバイクの登場をこれからも望むのであれば、ある程度買い支えてやらないといかんかな〜と思います。
欲しいなぁ。誰かボクのSLATE買ってください。
ラヴ・伊豆・オーヴァー(2)
クソ替え歌でお送りした1日目はオーヴァー。
ポンコツ史上初のまともなブログが始まります。
この日宿泊した下田海浜ホテル、朝食バイキングは7:30から。
本来ならば朝食を軽く済ませてから走り出したいところ。
しかしながら、この日のルートについては前日に白熱した議論が。
なんせ、一番の難所である仁科峠をパスしたルートですら104km/ 4400m UPです。
私はもちろん、同行のクライマーIWMT氏も経験したことないコースプロファイル。
神戸から遠征している彼は16時には三島から新幹線に乗りたい・・・
途中で休憩したり観光したりするには10時間くらいは見たほうがいいんじゃないか、
という国立理系出身者特有の(?)過度なビビリによって、
6時過ぎには出発するという流れに。さらば愛しの朝食バイキング。
日も登り始めてすぐからペダルを回します。
海岸線が綺麗で、しばしば脚を止めたりなんてして。
あまりうかうかしていたら、優雅にバイキングを楽しんでいる世界線の我々に追いつかれてしまう。
急がなくてはなりません。
下田から天城峠へ北上。
ゆるゆる登るタイプの200m程度の峠を超え、下ってすぐに登り返し。
天城越えのはじまりです。
この先に見えているのが河津七滝(かわづななだる)ループ橋。
ぐるぐると円を描くループ橋は、高低差45m、全長1064m。
眺めが良くて走ってて面白い橋ではありますが、
道幅はそれほど広くなく、車通りも多いので少し気を使います。
斜度は一瞬たりとて緩まない一方で、急勾配になる個所も少なく、走りやすいです。
獲得標高とにらめっこしながら、淡々とペダルを回します。
天城越えで有名な「天城山隧道」へ至る旧道は、台風の影響で通行止め。
ちゅーことで今回は新天城トンネルから天城越え。
↑脳内再生天城越えループの呪いが解ける瞬間。
一気に500m駆け降りると伊豆市。
西方へハンドルを切ります。
いざゆかんガンダーラ。
迎え撃つ地獄。
地獄なのか極楽なのかはっきりしない鬼。
学年に一人はいるやべー奴の顔。
船原峠を越えて西天城高原線へ。
もうこの頃には坂を見てもなんとも思わなくなってたりして。
アハハ。坂だァ〜〜。アハハ。
絶景と名高い、西伊豆スカイラインが見えてきてテンションUP。
さくっと駆け上がったら・・・
ひとまずここまで登ってきた道を見下ろします。
すでにこの時点で絶景の予感がビンビン!!!
西伊豆スカイラインはほとんど4〜6%の緩いワインディングが続きます。
富士山がチラ見え。
えっちだ・・・
なかでも達磨山はクルマのCMに出てきそうなワインディング。
この日は天気のコンディションも最高。
この瞬間、誰よりも自転車を楽しんでいたのは我々二人であったと断言できます。
最高か!!!
この時点で12時。予定よりかなりオーバーペース!
ならばちょっと遠回りできる!ということで戸田(へだ)方面へダウンヒル。
西伊豆方面は深海魚が有名!沼津には深海魚水族館もありますね!
そしてそれを食すこともできます!
戸田の魚重食堂さんで深海天丼をいただきます!
どの天ぷらがどの深海魚かはわかりませんが、どれもあっさりしててフワフワ。
天つゆとよく合います。無限に食えるタイプの天ぷら。うんまーい!
あ、魚重食堂さんのHPが尖ってたので貼っておきます。
目がチカチカする。
人気店すぎてめっちゃ混んでて、昼食に1時間半も取ってしまいました。
さっきまでオーバーペースだったスケジュールが、いきなりアンダーペースに!
沼津方面へ全速前進!
わたしたち、きらめきたい!!!
西伊豆の海岸線もまた、数十mのアップダウンが連続します。
下りの勢いのまま駆け上がってしまえば大したことはない感じ。
ダイビングの聖地でもあり、多くのアニメの聖地でもある大瀬を超えたあたりで、
ローテーションを組んでガン踏み。
そしてラブライブ!の聖地である西浦へ到着。
これじゃ観光案内所って言うよりラブライブ!の案内所じゃねーか!
と思いながら中を拝見。
中には愛に溢れるファンアートの数々。
キャラの誕生日にはファンであふれるそう。
こう言う場所がある作品って稀有なので、いいですね。
ええとこですね〜〜〜
老舗旅館の安田屋旅館さんで汗を流してから帰路へ・・・と思ったら
昼の入浴時間、終わっとるやないかい!!!
さすがに18時までは待てない・・・
ガックシ肩を落としながら、沼津方面へペダルを踏みます。
途中、海岸で沈む夕陽を見送ります。
この日は朝日も夕陽も拝んだなぁ。
沼津漁港で新海プリンをいただきます。
上半分がゼリー。あっさりしててうまーい!
ライド後の体に染み渡ります〜〜〜〜!
そして沼津市街地へ。
クリスマス前だったからか、イルミネーションががが。
その光に包まれる男(汗臭い)2名。
そして沼津の老舗ケーキ屋さんグランマさんへ。
沼津まで来たら、ここのケーキ食わないと締まらないですよ!!!
狩野川沿いで男二人仲良く並んでケーキ食いました。
という感じで男二人の秋の伊豆イチはオーヴァー。
アワイチ、ビワイチみたく1日でぐるっと一周もできなくはないルート、
かつ、箱根も越えなきゃ厳密には伊豆イチじゃないかも?ですが、
伊豆半島は足を止めるべきスポットがたくさん。
1日で回っちゃうのはちょっともったいないかな?と思ったりします。
トレーニングやチャレンジ以外にも、ツーリング的な楽しみ方も許容してくれる、
そんな伊豆半島でした。
はやくまた行きたいなぁ。